
ヨーロッパでの古くからの技法は、その起源をギリシャ・ローマ時代にまでさかのぼり、先人達の積み重ねられた経験が、やがて伝統となって受け継がれてきました。
その工程は、 手順を遵守しなければならず、終始一貫して綿密な手仕事の技による集積だと言えるでしょう。
Atelier LAPISは、 価値観の多様化する現代社会の中で、
かつて存在した「素材から人の手による創作」による眩い価値の中に、学ぶべき数多くの要素を探求しています。
古典絵画・額縁研究所 Atelier LAPIS
何か新しいものを初めて見つけることではなく、古いもの、古くから知られていたものあるいは誰の目にもふれていたが、
見逃されていたものを新しいもののように見いだすことが、真に独創的なことである。
フリードリッヒ・ニーチェ
展覧会 終了しました。
多くの方々に足を運んでいただき誠にありがとうございました。

ヨーロッパの古典技法 ―絵画・額縁の魅力―
2023年3月11日(土)〜26日(日)

この下から本牧絵画館のオンライン美術館を引き続きご覧いただけます。
「ヨーロッパ額縁の歴史・絵画の歴史」は
2018年のLAPISの展覧会にて配布した冊子です。
LAPIS沿革
2000年4月:古典絵画と額縁制作を研究、普及、伝搬するために工房LAPISとして横浜・市が尾に開設
2010年8月:現在地への移転に伴い名称をAtelier LAPISと改
2011年4月:額縁作家 石井晴子さんを迎えて月曜コースを開講
2013年1月:画家 奥秋由美さんを迎えて火曜コースを開講
2013年6月:滝口真理菜さんを土曜助手として迎える
2018年5月:滝口真理菜さんを迎えて木曜コースを開講
2020年4月:カリグラファー 鈴木みゆきさんを迎えて金曜コースを開講
2020年6月:画家 井上雅未花さんを迎えて水曜コースを開講
2022年9月:モザイク作家 石原新三さんを迎えて火曜コースを開講