ヨーロッパでの古くからの技法は、
その起源をギリシャ・ローマ時代にまでさかのぼり、
先人達の積み重ねられた経験が、
やがて伝統となって受け継がれてきました。
その工程は、 手順を遵守しなければならず、
終始一貫して綿密な手仕事の技による集積だと言えるでしょう。
Atelier LAPISは、 価値観の多様化する現代社会の中で、
かつて存在した「素材から人の手による創作」による
眩い価値の中に、学ぶべき数多くの要素を探求しています。
古典絵画・額縁研究所 Atelier LAPIS
何か新しいものを初めて見つけることではなく、
古いもの、古くから知られていたもの
あるいは誰の目にもふれていたが
見逃されていたものを新しいもののように
見いだすことが、真に独創的なことである。
フリードリッヒ・ニーチェ
次回展覧会の予定
ヨーロッパの古典技法
―絵画・額縁の魅力―
2023年3月11日(土)〜26日(日)




アトリエ LAPIS は、LAPIS Lazuliから名付けました。
LAPIS Lazuliは新石器時代より人類に認知され、最古の鉱物として扱われてきました。LAPISはラテン語で「石」、Lazuliは中央アジアのトルキスタンにある地名、Lazward(群青の空の色の意)がその語源です。 LAPIS Lazuliはラテン語で「群青の空の色の石」を意味し、時にはその価値は金をもはるかに凌ぐものでした。