「デッサン課程」

鉛筆デッサン

私達の最も身近にあって最も扱いやすい素材として鉛筆があります。その鉛筆を使ってプロセスを踏みながら進めてゆき、金属尖筆(メタルポイント)によるデッサン法に則し硬筆の鉛筆に変えて、線の集積(ハッチング)によるデッサンの基礎技法。

鉛筆デッサンの材料:KMKケント紙:鉛筆:練り消し

 

木炭とチョークの併用デッサン

16世紀以降、画家の間で行われたデッサン法で定着性は無い木炭と石炭を含む粘土質の岩板を棒状にしたチョークを併用して描く。

 

キアロスクーロ・デッサン

(イタリア語の明暗の意味)
レオナルド・ダ・ヴィンチによって始められた技法で、その後多くの画家によって試みられた技法。
このデッサン法は灰色の地を中間トーンとし、暗部を黒(木炭、チョーク)で描き込み、明部を白(パステル、チョーク)で描き、単色で明暗の調子のみで描く。キアロスクーロは彩色技法へ発展移行する基礎。

トロワ・デッサン

(フランス語の数字の3の意味)
フランドルの画家ルーベンスを源流とし、18世紀までトロワクレヨン(三色デッサン)と呼ばれた。
従来の寒色(木炭、チョーク)、明色(コンテ、パステルの白)に暖色が1つ入るだけで様々な表現が可能になる。明色の上に暗色(グレイズ)、暗色の上に明色(スカンブル)の描法は透明水彩、テンペラ、油彩など彩色へ移行する重要なステップで基礎となる。特に人体表現に欠かせない技法でルーベンス、ワトー、フラゴナールへと受け継がれ本格的な一ジャンルとして確立された技法。

 

メタル・ポイント

メタルポイントは別名スティルスとも呼び、
金属の細い棒の先をちょうど鉛筆の芯の先のように尖らせた筆記具です。一番良く使われたのは12、3世紀の頃から17世紀前半頃までと思われます。今日の鉛筆の前身に相当する黒鉛小片が普及し始めると急速に廃れてしまい、一番良く知られ、遺例もあるのは銀を使ったものです。日本では銀筆、銀尖筆などども訳していますが、最近では英語読みのシルバーポイントの名で通用しています。

 

シルバーポイント1

シルバーポイントの材料:ステッドラーのホルダーですが、中に銀の棒を入れ、先端を削っています。

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細密画

描き方の1つで対象を描くときの意識の持ち方。つまり「見る方法」ともいうべきもの。

ここでは複数の画材を用いながら、身近にあるモチーフを選び丁寧に「見て」それを描写してゆくもの。IMG_0459 (1)

 

IMG_0466 (1)

 

メタルポイント

Metal point

メタルポイントは別名スティルスとも呼び、
金属の細い棒の先をちょうど鉛筆の芯の先のように尖らせた筆記具です。
一番良く使われたのは12、3世紀の頃から17世紀前半頃までと思われます。
今日の鉛筆の前身に相当する黒鉛小片が普及し始めると急速に廃れてしまい、
一番良く知られ、遺例もあるのは銀を使ったものです。
日本では銀筆、銀尖筆などども訳していますが、最近では英語読みの
シルバーポイントの名で通用しています。

Silber point
シルバーポイント1
ステッドラーのホルダーですが、中に銀の棒を入れ、先端を削っています。
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