土曜日講師の筒井祥之です。LAPISを始めてから早くも20年もの歳月が過ぎ去りました。表現をしてゆくには、様々な謎を解いてゆかねばなりません。今、最も大きな謎は「色彩」です。古代ギリシアの哲学者アリストテレスは「光の変容説」のなかで、「色は光の中で見られるものであり、光がないと色は存在しない。」つまり、「全ての色は光と闇、白と黒の間から生じる。」と考えたと言われています。最近、彼のこの言葉を本当にそうだと噛み締めながらこの「謎」に挑んでいる次第です。是非ご一緒に、古典の扉を開いて数々の謎を解いてゆきましょう。
筒井祥之 Profile
1979〜83年 坪内正氏に素描を学ぶ。
1983年 東京学藝大学美術学科卒業
1986〜96年 浦崎武彦氏に古典絵画技法を学ぶ。
1987〜92年 石原正人氏に古典額縁技法、金箔技法を学ぶ。
1991〜94年 PAINT WORKSにて疑似塗装を学ぶ。
2000年 「工房LAPIS」を設立
2000年4月~ Atelier LAPIS 土曜日担当講師
個展・グループ展多数
ステンド・グラス 原画制作
■ 東京カベナント教会 ロビー (東京・世田谷)
■ 青山学院中等部玄関ロビー (東京・渋谷)
■ 日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団
江戸川台キリスト教会 会堂 (千葉・流山)
現在:青山学院中等部 美術教諭